娘の通うカソリックスクールでは5月、学校のささやかなチャペルで初聖体を迎えました。
それぞれ思い思いの純白のドレスに身を包み、手作りのキャンドルを捧げ持って、ゆっくりと祭壇に向かう生徒たち。普段の姿からは想像できないほどおしとやかに、緊張した面持ちで祭壇にむかって歩く姿は、まるで小さな花嫁のよう。
このドレス選びは母親たちにとっては思い入れが深く、数週間も前からどんなドレスを着せるか、ベールは?と真剣に盛り上がりました。
イエス様に捧げるパンとキャンドルは生徒たちの手作りで、母親たちが得意分野を生かしてグループを作り、ボランティアで生徒たちのお手伝いをした共同作品。私が担当したのはアートプロジェクト。
準備過程も徐々に気分を高めてくれます。こうして何週間も前から準備と練習を重ねて迎えた当日。
生徒一人づつ祭壇に立ち、イエス様を祝福し、賛美歌を歌い、神父様のお話を聞き、キリストの体であるパン、キリストの血であるワインをいただきます。
思い出すと1年生で入学直後、一番理解が難しかったのが、キリスト教の概念を英語で学ぶ宗教のお勉強でした。幸い、日本で通ったカソリック幼稚園で教えていただいたことが理解の大きな助けになったようです。
娘のヘッドピースは、ドレスのピンクのリボンに色を合わせ、プリザーブドフラワーの白いバラをメインに、ベビーピンク、ミントグリーンを合わせて作りました。
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