LANVIN 07/08年秋冬コレクション展示会
先日、都内のピエール・エルメ2階カフェにてLANVIN07/08年秋冬コレクションの展示会が行われました。
今回のテーマは“GO BACK HOME”。伝統的な刺繍使いをはじ
め、創立者ジャンヌ・ランバン
が生み出したラインの面影を反映させるLANVINの原点に立ち返ったスタイル。 「月まで到達した後に戻りたいのは故郷である」とコメントしたレディースクリエイティブディレクターのアルベール・エルバスの言葉通り、前回のフューチャリスティックなコレクションで宇宙へ飛び出した後は、ジャンヌ・ランバンのクチュールを彷彿とさせる原点回帰を披露。構造に重視したデザインは肩とヒップラインに注目した長方形のシルエットが特徴的です。漆黒をベースにジッパー、ベルト、ファンポケット等で甘さを加えエレガンスさを引き立てています。パープルやレッドを使ったドレスも印象的でした。
メンズラインも同様に光沢あるブラックをベースに素材にこだわった高級感あふれる世界観が特徴。女性服の型がもととなっているのでシャープなかっこよさの中にもどこか柔らかい雰囲気を感じました。丸みをおびたキャップとラメの効いたスニーカーの組み合わせもかわいい感じです。メンズラインはアルベール・エルバス監修のもと、デザイナーを努めるのは昨年の秋冬コレクションより就任したルカ・オッセンドライバー。彼は今期までDior hommeのデザイナーを務めたエディ・スリマンのアシスタントとしてキャリアを積んでおり、現在最も注目されるデザイナーの一人。彼が今後LANVINでどういったコレクションを発表していくのか期待していきたいです。
個人的には艶やかなレッドのウールジャケットとパンツに目を惹かれました。コーディネートにセンスが求められそうです。。。ちなみに、弊誌編集長はリムーバルカラーにミンクを使用したシルクジャケットに一目ぼれした様子でした。会場がピエール・エルメなのでおみやげにはマカロンをいただきました。私たちは現場でいただいたので編集部におすそ分け。一瞬で空箱になってました。。。
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