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2007年4月 4日 (水)

人間国宝の技:着物展覧会「柳裳苑」

Kimono_photo1人間国宝達の着物が一同に集まる着物の展示会に行って参りました。
お目当ては、重要無形文化財保持者(人間国宝)森口 華弘 氏の作品で、(江戸時代用いられていた蒔絵の梨子地をヒントに生み出された)蒔糊技法が特徴の友禅界の頂点を極めるお着物です。写真で見る限りでも透き通るような桃色の地が美しく、甘い色を引き締めるかのような竹の模様が気品と存在感を放っている日本最高作品の一つです。


着物芸術の最高の作品ですので、お値段も素晴らしく。。。数千万円はくだらないと言われている作品を、是非この目で本物を見ようと出向いたのですが、残念ながらすでに御買い上げになられていました!!本物を見る事が出来ず、とてもとても残念な思いをいたしましたが、さすがは富裕層の方、良いものを見ると即決する方々なのだと改めて感じました。

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人間国宝の作品だけでなく、紬の種類も多数あり、日本でもう作れる継承者がほとんどいないという白鷹紬(しらたかつむぎ)も拝見させて頂けました。白鷹お召は全国でも最後まで残った板締め染色の技法を守り、手織高級絹織物として名声を馳せており、板締め絣・ぶっかけ染めが特徴で、伝統的工芸品「置賜紬」に指定されている貴重な紬です。


次回、同じような会がありましたら、また大きくご紹介を致しますので、是非、足を運ばれてみては如何でしょうか?日本人として、日本の文化を和を愛する事は、とても大切な事ですよね。

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