2007年6月22日 (金)

天空のテラス - ル・ジャルダン・ドゥ・ツイード

Dsc01192フランスのトップブランドであるシャネルとパリの三ツ星レストランのシェフ、アラン・デュカス。それぞれが持つエスプリを融合させたレストラン、ベージュ東京。そのベージュ東京がシャネル銀座ビルディング最上階にオープンしてから、約3年が経ちました。そして、ベージュ東京のテラスサロンであるル・ジャルダン・ドゥ・ツイードは、オープン以来一般に公開されず、常に神秘の場所として話題を呼んでいました。
それが、このたび、シャネルとベージュ東京のコラボレーションを象徴するこのテラスをより多くの方にお楽しみいただくために、6月1日グランドオープンの運びとなりました。


先日、このル・ジャルダン・ドゥ・ツイードのプレスプレビューへ行って参りました。
Dsc01171 ”ツイードの庭”を意味する通り、形の違う様々な草木がきれいに刈り込まれ、見事にツイードが表現されています。そして、 東京が一望できる、この天空のテラスでは、ティータイムやアペリティフ、また、ベージュ東京のソムリエがセレクトするワイン、そして、ダビドフのシガーを楽しむことができます。Dsc01181
今回のプレスプレビューでは、このシガー、ダビドフ エントレアクトもいただきました。
ダビドフ エントレアクトは、全体的にマイルドでありながら、強いアロマを兼ね備えたシガーです。その味わいは、シガー上級者でもご満足いただけることでしょう。そして、シガー初心者や女性にも、お気軽にお試しいただけるサイズです。小さいサイズながらも、吸い始めから終わりまで、バランスのとれた豊かな味わいが心地よさをもたらしてくれます。


この天空のテラスで、ランチの後のデザートやカフェとして、また、ディナーの前のアペリティフ、ディナーの後のシガーや食後酒が楽しめる空間として、大切なひと時をごゆっくりとお過ごしください。

2007年6月13日 (水)

2007アペリティフの日 ーーHappy Apéritif in 東京ーー

Dsc01010_3年に一回、食のトップが集う最大の祭典、「Happy Apéritif in 東京」に行って参りました。
フランス農水省は2004年から、世界各国で毎年6月第一木曜日を「アペリティフの日」と提唱しており、今年4年目を迎えた東京でのアペリティフの日は、2007年6月7日(木)六本木ヒルズアリーナで開催されました。

都内トップホテル・レストランの料理人・パティシエによるアミューズブーシュ、スイーツのブース、各協会のソムリエ、バーテンダー、メートルドテルなどのサービスマンによる飲み物ブース。それはそれは大盛況なイベントでした。

毎年親善大使が任命されますが、今年2007年の親善大使は、なんと?みのもんた氏。みのさんが現れると一気に会場の熱気が熱くなり、食べるのも忘れて写真大会状態でした。(本当に凄い人気で。。。)

Dsc01017_3みのさんも気になりましたが、私のお目当ては、ミッシェル・トロワグロとプティ・ポワンそして、陽気なシェフのアンドレ・パッションのレストランであるレストランパッション!そして、ホテルニューオータニが入っていたので、もしかしたらトゥールダルジャン??この4店舗。

Dsc00992もちろん、このようなイベントは大量に作るので、直接カリスマシェフが1~10まで全ての行程を作るはずは無いのですが、それでもとても楽しみにしていました。気になるお味は、なるほど。なるほど。ココはこうゆう風なテイストなんだ。とそれぞれ納得したり?(他のブースで、このバランスはないんじゃない?と思う所もあったりしましたが...)とても楽しいひと時でした。

それだけ頂ければ十分と思いつつも、欲望に負けて沢山頂いてしまい、昼間からワインも頂いてしまったおかげで?社に戻っても仕事になりませんでした。。。

仕事にならないのはまずいですが、とても楽しいイベントですので、来年は是非皆様も足を運ばれてみては如何でしょうか?

2006年11月14日 (火)

ピーロート・ワイン・オークション2006ーーロマノフ王朝 皇帝のワイン:150万円〜

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毎年11月の第三木曜日はボジョレー・ヌーヴォーが解禁となりますが、(今年は、11月16日)その前にワイン愛好家の方々にこのようなワインオークションがあった事もお耳に入れて頂ければと思います。


魅惑のベールに隠されて、ワイン愛好家の垂涎の的とされて来た「皇帝のワイン」...それが『マサンドラ・コレクション』。帝政時代ロマノフ王朝のロシア皇帝ニコラス2世が世界最高のワインを目指し、19世紀後半に世界中の銘譲ワインコレクションを形成しました。このコレクションは、20世紀前半の革命時にも無傷で保管され、さらには第2次世界大戦時には全コレクションを莫大な費用をかけて隠し、まさに命をかけて守り抜いた歴史的価値もある至宝なのです。


コレクションのセラーに眠るオールド・ワインは100万本を超えるとも言われています。中には皇帝の私印が押された希少ワインもあり、今回、その希少なワインが日本に上陸。これを富裕層の皆さまにオークションでお渡しするイベントでした。一方、このオークションでは、利益の一部をメイク・ア・ウィッシュ・ジャパン(難病と闘う子供たちの夢をかなえるボランティア団体)へ寄付も予定されています。

陽気なアメリカ人の司会者が雰囲気を高めるトークを展開し、オーストラリア大使のご挨拶などを経て、ワインを頂きながらオークション開始。

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皇帝紋章入りのワインは1本150万円。今回のオークションの最高級品なので、始めはシャトー・ムートン・ロートシルト2000。
と言いつつも1本8万円から。値段に心配しつつ様子を見ているとシャトー・マルゴーが6本セットで5万円。これは安いです。札がどんどん上がり、落札は13万円以上。価値が分かる人はサッと札を上げてお買い上げになられていました。ラフィット・ロートシルト2003年は3本セット12万5千円。確か2003年はラフィットにとっては異例なヴィンテージだったはず。。。とモタモタしている間に他の方にサッとお買い上げされてしまいました。


中には、シャトー・ムートン・コレクション1945ー1999ワンセットで660万円というものすごい値段がありましたが、さすがにこちらは主催者側が650万円と値を下げても買い手はつきませんでした。それもそのはず、値段もそうですが、1セット57本ですから。。。そんなに高級ワインは必要ないと。。。安くても美味しいワインは沢山ありますから。

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長い長い夜は更けて行き、なかなかお目当ての皇帝のワインが出てこなく、時間も迫っていたのでお目見えせずに帰って来てしまいました。楽しい夜ではあったものの、良いものを見分ける観察眼と決断力はさすがワイン愛好家の皆さま。私もしっかり学ばないと。。。と反省した夜でした。


こんなオークションもたまには良いですね。仕事ではなく、個人的にお呼ばれされてみたいです。。。