~秋のFloraLuxeのレッスンより~
早朝、ワシントンの花市場でみつけたこげ茶色のヒマワリ。
このこっくりとした色合いとリッチなテクスチャーに一目惚れしました。名前は「カプチーノ」。エスプリ溢れるネーミングです。
合わせたのは、カサブランカ。白の潔さとこげ茶の凛々しさがお互いに引き立てあいます。
庭先の紅葉した花水木の枝を使ってアシンメトリーフリースタイルでアレンジしてみました。
オランダより輸入された大輪のピンクのばら、バラ、薔薇。
開くと直径が10㎝にもなり、香りも存在感を放っています。
それにユーカリと珍しいグリーンのピンクの斑入りカーネーションをあわせて。
<左>は、インターミディエート・コースの生徒さんの作品。
ガラスの花器の中で枝を美しく交差させる、すこし高度なテクニックがテーマ。
その上で、完成後のバラの位置が、変形クレッセント型のカーブを描くように挿すには、枝の長さを頭の中で<緻密に> 計算する必要があります。
フラワーデザインは算数の世界。
方程式をマスターすれば、「感性」だけで自分のデザインが活けられるようになります。
<左は元宝塚スター男役の生徒さんの作品。秋らしいオレンジのケイトウとダリアにライムをあわせて>
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