このたび、南青山のFloraLuxe Studioで、「New York Flower School」www.nyflowerschool.comを一新したプログラムで新規開校しました。
ニューヨーク、ワシントンD.C.で学び、街で見たデザインから得た感覚、そして講師として教えた経験をすべて反映したプログラムを提供しています。
ニューヨークスタイルとは何かと、よく聞かれます。
そして、今回それをご提案できる機会をいただきました。
本日2月16日発売、フォーシーズンズプレス社「ベストフラワーアレンジメント」春号で提案させていただきました。
フラワーデザイン世界7ヶ国のアレンジを完全マスター 「最強の花レッスン」
ということで、パリ、ロンドン、ドイツ、オランダ、ベルギーのヨーロッパ各国とニューヨーク、日本です。
私が担当させていただいたのは「NYスタイルで魅せる春アレンジ」
NYの春とNYらしいカラーコンビネーションを2作品、提案させていただきました。
NYスタイルを理解する上で、外せないポイントは独特のカラーセオリー。
そのカラーセオリーを理論構築し、カラーコーディネートと花器の選び方も誌面で同時に提案しました。
スタイリッシュでノーブルなNYスタイルのツインアレンジ
これに同じ器にいけたベルベットのような赤いバラのアレンジを添えて誌面に登場しています。
メイン作品はこちらの白と黒のコンビネーションにキラキラ輝く蝶でモード感をプラス。
じつはこの蝶、娘のアクセサリーボックスから内緒で借りてきたものです。
2作品目は
「ストロングインパクトがマスト!合言葉はリッチ&ゴージャス」というタイトルがつけられていて、
ホットピンク×ライムで描くNYの春
鮮度が命、のフレッシュフラワー。
撮影で一番気を遣うのが、花材調達と鮮度管理です。
月曜日の撮影なので金曜日早朝市場へ行き、用意します。それを暖房で開きすぎないように、月曜日に最高の状態になるように室温を管理します。
使いたいお花はさらにその数日前にオーダーをかけておかなくてはいけません。
それも珍しい花は1軒でそろえることは難しく・・・2軒、3軒と問い合わせをして・・・
今回もメインにどうしてもこの黒い花、サンシモン(別名:黒法師)を外せなかったので、探しました
探しものって、結局、意外にも身近なところ、麻布十番の商店街のお花屋さんで、鉢物で売られているのを偶然発見
サイズもイメージ通り
そんな撮影日前日、息子がインフルエンザでダウン。
幸いなのは撮影場所が自宅から近いこと。
それにタミフルの威力!
たった1包飲ませただけで、高熱は下がりまるでターミネーター並みの回復ぶりです。
子どもが病気のときほど仕事のバランスは難しいことを実感した1日でした。
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