【SEVEN HILLS】 ライフスタイル通信 ～アメリカ東海岸より～

ヤドリギ～ 'The kissing under the mistletoe'

  クリスマスの象徴といえば、ヤドリギです

「宿り木」、Mistletoeと書く名前の通り、木の枝に寄生する植物で、'The kissing under the mistletoe'といい、この下でキスをすると幸せになれるとか。

 

　その由来は北欧神話に。

詳しくは

 

 

・・・さらにもうひとつ。

冬の到来で森の木立は枯れた葉を落としてしまい、森に住めなくなった妖精達は真冬でも鮮やかな葉をつけたまま耐えているヤドリギの枝に移り住むという言い伝えもあり、ヤドリギを家に飾ることは妖精を一緒に家に招き入れ幸運をもたらすといいます。

 

そんなロマンティックな言い伝えにならって、ブーケに束ねてシャンデリアにデコレーションしてみました。

熱で”ロースト”されてしまいました・・・

 

タイムリーに、市場の駐車場で偶然みたこともないほどの、巨大な球のようなヤドリギを発見！

 

白樺の枝に寄生したままの、林の中から枝ごと切られてきたヤドリギです。

 

３人がかりでコンテナに積み込もうとしている仲卸さんによると これは世界でトップに君臨するフラワーアーティスト、ダニエル・オストのデコレーションに出荷させるところ、とのこと。

・・・さすがです・・・

 

そういえば今、青山で今、彼のクリスマスデコレーションをしています。（１２月２５日まで）

会場：レクサス青山　第一園芸本店

 

ハワイのインテリアショップ＆トロピカルフラワー

仕事柄でしょうか？海外に行くと必ず訪れたくなる場所は

トレンド、市場価格がすべて集約されているその街のフラワーマーケットです。

ハワイといえばもちろんトロピカルフラワー。

今回は花市場ではなく、ハワイ大学のカピオラニ・コミュニティカレッジで開かれる土曜日朝の「ファーマーズ・マーケット」に行ってみました。

この圧倒されるほどの存在感、生命力あふれる花から植物のパワーをホテルの部屋にいけてみます。

何も足さないで自然のままに、が一番きれいです。

マーケットの場所はダイヤモンドヘッドの麓、ロイヤルハワイアンホテルから車で１０分ほど。

オーガニックの野菜やフードコーナーにはハワイ名物コナコーヒーから、焼きたてのパン、匂いにつられて進んでいくとアワビのBBQまで。

土曜日のサタデーブランチはぜひこちらで　お薦めです。

カトレヤやオーキッドも５ドル！で買えてしまいます

そして・・・

今回１週間の滞在中、ハワイのインテリアショップを探検してみました

ダウンタウンの外れ、さびれた倉庫街のようなところに存在しています。

一本中に入ると、そこは異空間。

お薦めギャラリーショップはレストランと間違えそうなおいしそうな名前の「FISHCAKE」　

ＮＹのソーホーにも負けず劣らずの空間＆商品ラインアップです。

天井の高さ、倉庫をそのまま利用した無機質な空間が個性的な家具をアート作品へと変貌させています。

＜思わず購入したくなったアンティークな扉。扉の向こうに知らない世界が待っていそうな感じです＞

今回、購入して大切に持ち帰ったものはシルバーに輝く「珊瑚のオブジェのような花器」

　

このギャラリー。

一歩足を踏み入れたとたん、ピンクベージュの物体が足元に駆け寄ってきて、

今、ニュースで話題の「？？？」と身構えると・・・

よく見ると「」でした。。。

　

　

　

最後はハワイで１００年を誇る老舗ファニチャーショップはCSWO。中国のアンティークをはじめ、「ラルフ・ローレン」まで幅広い商品ラインアップです。

The Pink Palace でバカンス ～ゴージャスリニューアル

風が体を通り抜けていくような感覚

それを求めてバカンスにいくのはきまってハワイのThe Royal Hawaiian Hotel (ロイヤルハワイアンホテル)です。今回はモダン・ゴージャスにリニューアルしたばかりとの情報。

ヒストリカルビルディング（本館）のジュニアスイート。

ウオールペーパーも、バス回りの設備も一新。

プールサイドもガゼボを新設、チェアもレストランのインテリアもすべて新しくゴージャスに。

外観だけはこれからもずっとそのまま変わらないでいてほしい・・・

　

　

廊下もこんな模様に。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ヤシの木の下で

日常から離れて

風を感じながら

必然的に子どもに向き合っていると　普段とは違う発見がたくさんあります

そんな時間が今、とても大切です。

Seven Hills 誌６月号の撮影 上質なキッズティーパーティー

Seven Hills 誌６月号（４月２５日発売）のテーブルコーディネートを我が家で撮影しました。

我が家のこどもたちと、そのお友達EcoちゃんとMegをモデルに最高ににぎやかで楽しい撮影です。

テーマは「キッズティーパーティー」

今回はアメリカンなカジュアルテイストではなく、Seven Hills 誌のテイストに合わせて、トップブランドの上質なティーセットを使っての提案です。

※写真はワシントンでのプールサイドパーティー。息子が命名した「こどものシャンパーニュ」ラムネ屋さん

生まれた時から一流のものに触れることで、何が良くて何が良くないか、価格に左右されずものを見極める感覚を養うことは大切。

フォトグラファーはハリウッドをベースに活躍中の、ポートレート専門のアメリカ人。

気分の盛り上げ方が最高　

アメリカと日本ではアプローチが天と地ほど違います。

どんなテイストの写真が完成するか、今からすごく楽しみです

そのままキッズパーティーは夜になるまで盛り上がりました。

 

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

パソナ「プレシャスキャリア塾」でフラワーアレンジメントセミナー講師

パソナグループのビジネス講座「プレシャスキャリア塾」でフラワーアレンジメントを教える機会をいただきました。

テーマは「キャリア女性のためのフラワーアレンジメント」

オフィスで生かせるアレンジメントの提案です。

今、この企画運営と講師をされているのは元タカラジェンヌの風美佳希さんと原みつ子さんです。みつ子さんとはワシントンでFloraLuxeに通って来られたときからのおつきあい。

お二人揃って新丸ビル内を歩く姿が、もうそのまま・・・宝塚。オフィスビルがまるで帝劇の階段舞台に見えてきます。さすがのウォーキング、素敵です

宝塚音楽学校は華やかさだけではなく、徹底した礼儀作法の厳しさでも有名です。

総合的に「女性力」を高める学校とでもいうのでしょうか。お二人からそれを実感します。

プレシャスキャリア塾は、ビジネスでも最終的な決め手は「人間力」とのご信念からビジネス講座でありながら座禅やウォーキングまで幅広い講座を学んで、ビジネスの基礎が身についているキャリア女性にさらに「人間力」を高めていただくことを目的としているとのことです。

＜デモンストレーション後には受講生ひとりづつシックなボルドーカラーのアレンジメントを制作しました＞

NYパーティーフラワー&ベルギーフレンチクッキングレッスンのご案内＠六本木ヒルズ

お花に彩られた上質な生活　優雅な時間をご提案します。

このたび和気雅美主宰のFLoraLuxe New York Flower Schoolと、

料理界の「ハニカミ王子」、雑誌やTVでもご活躍中のフレッシュな大平史人 (Odaira Fumito)
シェフとのコラボレーションレッスンを企画しました。

NYスタイルフラワーアレンジメントとベルギーフレンチクッキングを効率良く、ワンレッスンで学べ、そのままホームパーティーがご自宅で再現できるアイデアをご提案します。

＜レッスンのご案内＞

最初にシーズン性を取り入れたフラワーアレンジメントレッスン。おひとりづつNYスタイルのアレンジメントを制作します。

その後、大平シェフのクッキングデモンストレーション。プロのテクニックとコツを目の前で間近にご覧いただき、その後お花を飾った華やかなテーブルに着席して試食会になります。グラスワイン、前菜、メイン、デザート、食後のお飲物がつきます。

どんな質問にも大平シェフが爽やかな笑顔で応じます。

日時：木曜日１２：００－１４：３０

場所：六本木ヒルズ（詳細は別途ご案内します）

日程：　

2009 spring Aクラス（全６回：各回レッスンフィー；12600円）

４月１６日　

５月１４日

６月１１日

７月２日

８月６日

９月１０日

2009 spring Bクラス（全６回　各回レッスンフィー；12600円）

４月２３日

５月２８日

６月２５日

７月２３日

８月２７日

９月２４日

お申し込み締切日：４月８日

お問合せ・お申込み方法：[email protected]

上記メールまたはお電話03-3497-0024にてお申込みください。

レッスンの振替も空き状況によっては可能です。

==大平史人 (Odaira Fumito) シェフ　profile==

 
ベルギー王立ミュールホテル学校へ留学。
ヨーロッパホテル学 及び フランス料理全般を学び、ミシュラン星付きのレストラン「Truff noir(トリュフ ノワール)」「Sanglier Ardennes(サングリエアルデンヌ)」などで修行。ブリュッセルのメガレストラン「Bazar(バザール)」で、料理長となり、帰国後、ロブション 他を経て、神楽坂ルバイヤート料理長に。
そして、2007年10月、中目黒に「ambiance アンビアンス」をオープン

備考
TBS系「はなまるマーケット」２/１２（木）にシェフ大平出演。
来月発売「料理王国」に掲載

レッスンプログラム

4月

フラワー：NY　Spring Arrangement  NYの春を象徴するカラーハーモニーをご提案します。

前菜<新玉ねぎのポタージュ、ガラムマサラ風味

お魚料理<鮮魚のポワレ、トマトとケッパーのプロバンスと菜花のクーリ

デザート<ブランマンジェ、デコポンのキャラメルソース>

5月　

フラワー：NYスタイル　バラとフルーツアレンジメント：ゴージャスなバラとフルーツを合わせたアレンジメント。フルーツのフレッシュな香りがより一層お料理を引き立てます。
前菜　レバーとじゃがいものパテ　バルサミコのレディクション
メイン　真鯛のポワレ　あさりのパピヨット
デザート　手間のかからないバシュランとバニラアイス

6月　

フラワー：ウエディング・アレンジメント　：NYのウエディングスタイルをご提案します。

前菜　初夏野菜のテリーヌ　フレッシュトマトのジュレ寄せ
メイン　いかとはらわたのソテー、香草をきかせて
デザート　いちごのミルフィーユ　特製カスタードクリームで

7月　

フラワー：NY　Early Summer Arrangement 初夏のカラーハーモニーを取り入れたアレンジメント
前菜　さっぱりとした穴子のエスカベッシュ
メイン　松坂ポークのロースト　シェリービネガーのソース
デザート　ゼラチンを使った、簡単オレンジのプリン　
8月　

フラワー：ロードアイランドの避暑　ハーブを取り入れたアレンジメントで爽やかさを演出します。
前菜　簡単に出来るテリーヌ
メイン　夏かつおのレアグリル　和と洋のビネグレット
デザート　フルーツのタルトレット　サバイヨン

9月　

フラワー：ベルギースタイルのアレンジメント

前菜　ベルギー伝統料理　アンディーブのグラタン
メイン　ベルギームール貝のマニエール
デザート　ベルギーのデザート　ダム　ブランシュ

　

　

　

　

　

　

　

　

＜フォアグラのクレームブリュレ＞

・・・初めて大平シェフのお料理をいただいたときの感動を覚えています。

お料理はもちろん、最後のデザートも秀逸で、お料理の色を考慮した盛り付けの美しさにも感動しました。

まるでそこにフラワーアレンジメントに通じるものを発見した気分でした。

＜写真はすべてイメージです。実際に作るものとは異なります＞

　

　

　

カントリーライフからアーバンリゾートへ ワシントンと東京の生活

庭代わりのゴルフコースに鹿が出没するのどかなワシントンDC郊外のカントリーライフから、東京の六本木ヒルズへ。

ワシントンD.C.と東京のデュアルライフが開始しました。

時間の流れが３倍速になった感じです。

ヒルズライフはまさにアーバンリゾートの極致

絶対に外せないものは「スパ・ライフ」と「セキュリティ」です。

ニューヨークのトランプタワーでは斜め前のペニンシュラホテルと契約。

ヒルズのコンシェルジュサービス、エレベーターで直結しているスパ・ライフは、もうなくてはならない日常の一部に組み込んでしまいました。

まさに対価として時間を得ている感じです。

コンラン卿がデザインした部屋のインテリアのテーマは「Forest 　森」と「Mountain　山」。

メゾネットで空中に浮かぶスタディルームがとびきり贅沢でお気に入りのスペース。

これで「Forest 」を選びました。

夜はキャンドルだけの灯りで眼下の夜景を眺めるのが１日のリラックス時間です。

　

　

　

　

　

　

　

　

朝食はテラスで、晴れた日には富士山を眺めながら。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

＜秋には屋上で稲刈り体験です＞

　

　

　

　

　

　

New York Flower School 開校のおしらせ＆「ベストフラワーアレンジメント」でNYスタイル

このたび、南青山のFloraLuxe Studioで、「New York Flower School」www.nyflowerschool.comを一新したプログラムで新規開校しました。

ニューヨーク、ワシントンD.C.で学び、街で見たデザインから得た感覚、そして講師として教えた経験をすべて反映したプログラムを提供しています。

ニューヨークスタイルとは何かと、よく聞かれます。

そして、今回それをご提案できる機会をいただきました。

　

本日２月１６日発売、フォーシーズンズプレス社「ベストフラワーアレンジメント」春号で提案させていただきました。

特集テーマは　

フラワーデザイン世界７ヶ国のアレンジを完全マスター 「最強の花レッスン」　

ということで、パリ、ロンドン、ドイツ、オランダ、ベルギーのヨーロッパ各国とニューヨーク、日本です。

私が担当させていただいたのは「NYスタイルで魅せる春アレンジ」

NYの春とＮＹらしいカラーコンビネーションを２作品、提案させていただきました。

NYスタイルを理解する上で、外せないポイントは独特のカラーセオリー。

そのカラーセオリーを理論構築し、カラーコーディネートと花器の選び方も誌面で同時に提案しました。

　スタイリッシュでノーブルなNYスタイルのツインアレンジ

これに同じ器にいけたベルベットのような赤いバラのアレンジを添えて誌面に登場しています。

メイン作品はこちらの白と黒のコンビネーションにキラキラ輝く蝶でモード感をプラス。

じつはこの蝶、娘のアクセサリーボックスから内緒で借りてきたものです。

２作品目は

「ストロングインパクトがマスト！合言葉はリッチ＆ゴージャス」というタイトルがつけられていて、

ホットピンク×ライムで描くNYの春

鮮度が命、のフレッシュフラワー。

撮影で一番気を遣うのが、花材調達と鮮度管理です。

月曜日の撮影なので金曜日早朝市場へ行き、用意します。それを暖房で開きすぎないように、月曜日に最高の状態になるように室温を管理します。

使いたいお花はさらにその数日前にオーダーをかけておかなくてはいけません。

それも珍しい花は１軒でそろえることは難しく・・・２軒、３軒と問い合わせをして・・・

今回もメインにどうしてもこの黒い花、サンシモン（別名：黒法師）を外せなかったので、探しました

探しものって、結局、意外にも身近なところ、麻布十番の商店街のお花屋さんで、鉢物で売られているのを偶然発見　

サイズもイメージ通り

そんな撮影日前日、息子がインフルエンザでダウン。

幸いなのは撮影場所が自宅から近いこと。

それにタミフルの威力！　

たった１包飲ませただけで、高熱は下がりまるでターミネーター並みの回復ぶりです。

子どもが病気のときほど仕事のバランスは難しいことを実感した１日でした。

Rennovation する ～既存概念を壊して～

「スケルトン・リノベーション」

今あるものすべてを無にして、自分の好きな空間にデザインし、作り替えて住む。

そのデザイン過程が最高に楽しい。

現在、南青山のマンションの１室をフラワースクール兼オフィスとして、スケルトンからリフォーム中です。

コンセプトテーマは　「ニューヨークのスタジオギャラリー」

物件を選んで、普通のマンションの間取りをすべて壊してスタジオに。

ソファはロンドンのアンティークソファ　"チェスターフィールド"

当時のトレンドセッター、チェスターフィールド卿が愛用したことで有名になったデザインです。

バスルームはこうあるべき、キッチンはこうあるべきといった既存概念をすべて覆らせてみたかったのです。

　

＜サンプルを選ぶ。クロコダイル、アリゲーター,etc.＞

一応完成したものの、壁の色がイメージと違っていて再オーダー。

張り直したら晴れて完成です。

　

Happy New Year 2009

新年あけましておめでとうございます　

大変ご無沙汰していました

昨年からワシントンD.C.と東京の２重生活が開始しました。

東京で久しぶりに迎えるお正月。

アメリカでは大晦日から新年を迎える瞬間が最高に盛り上がるカウントダウン。隣にいる全員と挨拶します

ワシントン名物のカウントダウンはケネディセンターでコンサートを聴き、その後ロビーに移動し、ポトマック川を見ながらシャンパン片手にカウントダウンがお約束でした。

　

　

ケネディセンターのロビーカウントダウンパーティー。天井からつりさげられているのは風船で、ニューイヤーの瞬間に天井から落ちてきます＞

　

　

　

　

　

　

日本の元旦は頑張って５：３０に起床。

「どうしてこんな夜中に起きるの～？」と、意味が理解できない子供たちを起こして準備させるのは一仕事、向かったのは六本木ヒルズクラブ。４９階から初日の出を見るために。

夜明け直前の東京タワー　　　期待は膨らみ・・・

　

　

　

　

　

　

　

シャンパンとお節をいただきながら「２００９年初日の出」です。

　

　

　

　

そして、別室からついでに富士山も。

たまたま、私の席が太陽の真正面！

　

　

茜色の光を真正面から日焼けしそうなほど全身に浴びて、幸先のよい２００９年の予感です。

今年もどうぞよろしくお願いします。