カリフォルニア パーム・スプリングス 全米フラワーデザイナーのシンポジウム
アメリカのフラワーデザイナー協会、AIFD (American Institute of Floral Designers)のシンポジウムが、カリフォルニア有数のリゾート地パーム・スプリングスで開かれ、世界の最新トレンドデザインをシャワーのように五感で浴びながら、約2週間のバカンスを満喫してきました。
ロスから内陸部へ車で2時間、景色が岩山と荒地になり、吹きつける熱風に砂漠を感じていると、再びパームツリーが生茂る、まさに文字通りの「緑のオアシス」が現れます。体が溶けてしまいそうな熱気で、プールを見ると思わず飛び込まずにはいられないほど。会場のJ.W.Marriott Hotel Spa &Resortでは、シンポジウムの空き時間はそのままプールでひと泳ぎ。3,500㎡もの広さを持つスパが来月にはオープンする予定で、今は仮設状態なのが唯一残念!でした。
<写真>パームデザートらしい巨大トカゲのオブジェとパームツリー
シンポジウムには全米および世界各地から約1000名ものデザイナー、業界関係者が集まる年に1度の大イベント。毎夜のディナーパーティーも、会場を自分たちの手で花で埋め尽くし、日を経ることに盛り上がりは大きくなり、豪華さも同じくエスカレート。アメリカだけでなく、ヨーロッパからもトップ・デザイナーを招聘し、アジアのデザインを含め、世界の最新トレンドを発信しています。すべてショー形式で、1日5-7ステージほど。ショー・デザイナーと呼ばれるカテゴリーのフラワーデザイナーは、エンターテイナーとしても才能があり、観客を楽しませて興味を逸らさないトークとパフォーマンス力を持っています。プロのデザイナーが観客なので、反応はストレートでダイレクト。素晴らしいショーの後はスタンディングオベーション、興奮が渦巻いています。
今年のスペシャルゲストの一人は、アメリカ代表がNYのパーティー・プランナー Preston Bailey。モデル出身で、Mr.トランプ、アラブの王族、ドバイの大富豪、ハリウッドセレブ、先日フォーブズ誌でトップ・セレブとして選ばれたオプラ・ウィンフリーなど綺羅星のような顧客から引っ張りだこのトップ・プランナーです。
<写真左>プレストン・ベイリーに頂いた、本へのサイン
彼にも負けず劣らずユニークな参加者たち。次回は引き続き、シンポジウム最終日をご紹介します。
初日のディナーパーティーのテーマカラーは海底をイメージさせる爽やかなマリンブルーと白
<下左>トレーンのように長く引き摺るブーケ かなりの重さです。
<下右>ペー・ベンジャミン氏制作ブーケ(詳細は次回に)
こんにちは、随分古い記事にコメントしてごめんなさい。
気がつかなかったらそのままで。・・・・
プレストンベイリーの同じブログ記事で偶然出会えたので、思わずコメントしてしまいました。
あの時、一緒に列に並んでいたんですね。(^_-)
私は、一生会えないだろうこの人とはと思って記念に並んでみました。(笑)
また、AIFDのシンポジウムのどこかですれちがっていそうですね。
投稿情報: aimi,aifd | 2007年10 月 9日 (火) 14:25