あけましておめでとうございます
年末、サンタクロースからプレゼントされたチケットを手に、ワシントンから2時間半のフライトでフロリダ州オーランドへ到着です。
オーランドの港でクルーズに乗船すると、船内はまるでディズニーワールド。乗り込んだ瞬間、「子どものための・・・」というエクスキューズは良い意味で裏切られます。早速、デッキに出て、暖かい海の風を胸いっぱいに。
周囲を見渡すと、リタイアした老夫婦や、結婚式を挙げにきたというハネムーンカップルも。船内には大人しか入れないフォーマルレストランやバーも備えており、”多少”子供たちの賑やかさが気にならない方でしたら、大人同士でも十分堪能できるクルーズ。毎日がお祭り騒ぎのようなこのディズニークルーズの盛り上がりは、他では経験できない特別です。
家族向けにはナーサリーやキッズルームも充実していて、アメリカらしく大人と子供の時間を分けて過ごせます。出発時にはミッキーとミニー、続く毎夜、シアターではブローウェイ並みの本格的なミュージカルショーが繰り広げられ、最新作上映の映画館も。デッキにあるプールは朝から夜までオープン。
寄港地バハマはタックスフリーのショッピング・パラダイス
乗船2日目はバハマの首都ナッソーに到着。植民地時代の名残が漂うコロニアルな雰囲気の街で船が出発する夕刻までのんびり過ごしますが、ここはなんといってもタックスフリーの街。ブランド品をはじめ、メインストリートを埋め尽くすのは、カリブ海から距離的に近い南米産の宝石を揃えた宝石店です。
特にコロンビアからのエメラルド、ダイヤモンド。そして今回、発見したのがカリブ原産というトパーズ。トパーズといってもいろいろな種類があり、「ミスティーク」と呼ばれる孔雀のような紫から青、そして深緑色へと変化する石。「サンセットカラー」と呼ばれる、見る角度によってオレンジやピンク、コニャック色など多彩に輝く色。この色が黄色みの肌色には美しく映えます。ブシュロンのころんとしたキャンディのような大きな半貴石と同じテイストがお気に入りです。
3日目はディズニー社が保有する島、カスタウェイ・ケイに到着。大小合わせて700もの島で構成されるバハマの一つの島です。朝から夕方まで、島のビーチで泳いだり、バーベキューやマリンスポーツを楽しんで船に戻ります。
<左:カスタウェイ・ケイにセットされた、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン2」の撮影中の海賊船>
最後の夜は甲板から花火が打ち上げられ、3日間にわたるディズニークルーズはお祭り騒ぎのうちに終わりを告げました。
クルーズの快適さは、飛行機に比べて荷物の移動や時間を気にすることもなく、自宅のように寛ぎながらのんびり優雅なステイ、これに尽きます。夜、船の上から見る海の色も飽きない表情を見せてくれました。
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