皆さま、はじめまして。
担当させていただく大西雅美より、ワシントンDCからご挨拶申し上げます。
現在、NYおよびワシントンDC にてフラワーアレンジメント、テーブルコーティネートをメインとする「FloraLuxe(フローラリュクス)」を主宰しています。
こちらでは、フローラル・デザイナーの視点から見た「NYstyleフラワー」のトレンド情報、フラワーとは切り離せないインテリア情報などとあわせて、娘の小学校入学を機にこちらに移り住んだ経緯から、プライベートスクールの学校行事やユニークな教育内容、日本とアメリカの教育の違い、こどもの英語のマスター過程などについて、私事で恐縮ですが、お伝えできればと考えています。
また、家族が卒業したボーディング・スクール、The Hotchkiss Schoolを通した交流から垣間見る、東部エスタブリッシュメントのライフスタイルについてもご紹介したいと思います。
☆ピオニーはそのゴージャスさとオリエンタリズムで、一番人気の高い花。
☆紫のアーティチョークとケール、ライムとアレンジして、ハットボックスに。
「NYスタイルアレンジとは?」
NYはエネルギーが渦巻く、ポジティブな街。街のスピードも速く、とにかく、ニューヨーカーは新し物好きで、移り気です。そんなニューヨーカーが好むスタイルは?
・・・キーワードは2つ。
ひとつは、エッジィが効いていて、リュクスなデザイン
もうひとつは、斬新で大胆で、男性的な強さを感じさせるデザイン
これを素材のテクスチャー(質感)とカラー・ハーモニーのコンビネーションで表現します。
反対色を用いて目を釘付けにしたり、グリーンは最小限にして自己主張の強い花ばかりをあえて調和させてみたり、とユニークな発想の独壇場です。
それを証明するかのように、ニューヨーカーが好きな花は、胡蝶蘭、バラ、ピオニーに代表される、ゴージャスで存在感のある花々です。
対するパリスタイルは、ロマンティックでエレガント、ナチュラルなスタイルが人気です。
こうしてみると、不思議にもその街の女性にイメージが重なってきます。
パリをエレガントなマダムとすると、NYは華のある存在感の強い女性といったところでしょうか?
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