Luxe（リュクス）という言葉には、その本質に男性的な強さが秘められている、と感じています。そのNYのリュクスを体現しているのがマディソンアヴェニューと７２丁目にあるラルフ・ローレンのフラッグシップショップで展開される彼の美意識が結集された世界。
家具からテーブルウエアまでの全ラインが揃う、ラルフローレンの私邸といった雰囲気。NYでは必ずここに立ち寄り、館内の隅々にまで流れるスノビッシュで貴族的な空気を感じています。夏にはカリブ海の秘境のビーチ、冬はスイスのグシュタート辺りのスキーリゾート地がイメージ・ソースとなってイメージチェンジするのも、いつも新鮮です。
NYリュクスな家具・雑貨が揃う、最近のお気に入りは、Z gallerie。自然界のモチーフをテーマにした大胆で斬新、洗練された色遣いのアイテムが揃います。テイストは限りなく男性的ですが、その潔さが却って新鮮です。
テーブルコーディネートならティファニー、バーグドルフグッドマ（Bergdorf Goodman）、サックス・フィフス・アベニュー(Saks Fifth Avenue) 、バーニーズ（Barney's）の最上階で展開される夢のあるコーディネート。テーブルに、「非日常」スパイスを求めるならば、参考になります。フィフス・アベニューのシックを体現するTakashimaya に見られる漆のアンティーク使いは、アメリカ人から見た日本の美が垣間見ることができます。
ABC Carpet & Homesはインテリアの総合デパート。高級品からガラクタまで、宝探しのように探し物があれば必ず見つかります。
Crate & Barrel、Pottery Barn は「アメリカの今」を切り取ったデザインで、テーブルアイテムは優秀です。夢のある子ども用家具ならPottery Barn Kids で。
最近のNYの話題といえば、マディソン・アベニューに完成したTom Fordのフラッグシップ・ショップ。パリのプライベートルームを再現したとか。彼の展開する世界観が楽しみです。
ペニンシュラ・ホテルでみつけた、お気に入りのシルバー色に輝くベルベット地のソファ。この肌触りが最高です。
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